銀線×漆リング(五衣-itsuginu-) 28号
¥45,000
銀線細工「唐草模様」と「漆」のリバーシブルデザイン
秋田銀線細工は、素材に純銀(999.9‰銀)を使用し、いかに縒り目を緻密に作れるかが職人の技術力の指標とされています。秋田銀線細工の緻密な唐草模様が施された「銀線×漆リング」は、カジュアルは勿論、フォーマルなシーンにおいても違和感なく馴染みます。
銀と漆が経年変化、世界に一つだけの色合に変わる!
銀も漆も、時間とともに色合が変わる素材です。銀は硫化(りゅうか)と呼ばれる変化をおこし、少しずつ黒色に経年変化していきます。普段触れやすい表面は自然と磨かれ、変化が緩やかになります。その結果、銀線細工内部の触れられにくい部分との濃淡の差が生まれ、造形がより立体的に見えるように変化します。(※一定の時間が経過した別作品との比較)
一方で漆は、太陽光(紫外線)に当たることで、製作当初の色合から、時間とともにより明るい色に変化します。(※製作間もない朱金と、同色の漆を塗装した別作品との比較)
さらに、リングカラー「朱金」「黒金」の下地には金色、「五衣」には山吹色が用いられています。普段使いの中で漆が少しずつ薄くなるにつれ、下地の色がアクセントとして浮かび上がり、世界に一つだけの色合に変化していきます。
「銀線×漆リング」を実現した職人の技法
「銀線×漆リング」をこの世に生み出したのは、蒔絵師 伝統工芸士である佐藤 渉と、秋田銀線細工職人 佐藤 房雄。銀線細工にとどまらず、鍛工、彫工の技術を持つ佐藤 房雄が銀製のリングを鍛工から製造。
寸法や銀の光沢、そして唐草細工(リング枠内に銀線を填め込んだ状態)のサイズ感など、リングのベースが出来上がります。全体幅が0.数mm変わるだけで印象もガラッと変わるアイテムであることから、微調整を何度も繰り返しました。
出来上がったベースに対して、蒔絵師 佐藤 渉が漆を塗装。漆は本来、木材に漆を施した素材への接着剤、もしくは塗料として用いられるため、金属のような異素材に対しては、しっかりと接着しない特性があります。
「銀線×漆リング」には、金属やガラスにも接着する特殊な漆を使用するとともに、何層も塗り重ねることで剥がれにくくする「多層塗り」の技術が用いられています。「多層塗り」は佐藤 渉が7年間を費やして実現した技術であり、国内でも非常に稀有な職人の技法です。
☆こちらの商品はオールハンドメイドの商品となります。
お客様の指のサイズをお計り下さいませ。
メールにてお名前、住所、電話番号、サイズをご連絡頂けるか、ご注文時の備考欄にご記入お願い致します。
銀泉細工、蒔絵師によるハンドメイドの為、納期を1~2カ月頂きます。
お誕生日、XMAS 等のプレゼントの場合もサイズ交換は出来ませんのでご了承下さいませ。
また納期についても余裕をもってご注文下さい。
何卒宜しく御願い申し上げます。
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